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No.989 6月22日発行号

週刊ジャーニーをオンラインで読む 【特集】ごくウマ3選
「ピクニック・メニュー」のレシピ
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日本のソーセージが師と仰いだのは主にドイツのソーセージ。パリンとして美味しいですよね。そういえば明治維新成り日本に最初に持ち込まれたビールは英Bass社のエール。この炭酸ガスも微弱でぬる~いビタービールが日本の焦げるように暑い夏の気候と全くあわず、その後やって来たドイツ製のピルスナーにあっという間に取って代わられたんだとか。熱帯夜の風呂上がりにぬるいビターチビチビはないですね。で、ソーセージ。ドイツがパリンならイギリスのはブヨヨン? イギリスではソーセージのグリルとマッシュトポテトにグレービーソースをかけたものを「バンガーズ&マッシュ(Bangers & mash)」と呼んでパブでも人気です。Bangersとはソーセージの俗称。第二次大戦中、食糧不足に困窮した人びとが豚ミンチと大量のパン粉、さらに重くするために水を腸に詰め込んでこれをグリルして食べ、空腹を満たしていたそうです。水を大量に含んでいるもんだから焼いている時によく勢いよく破裂したんだそうで、その時の音「Bang」からソーセージがいつしかBangersに。イギリスは第二次大戦に勝利しましたが戦勝国にも関わらず海外の利権と植民地の多くを失い、むしろ終戦直後は一時期、戦勝国とは思えないほどの貧乏国となりました。戦争に負けたドイツのソーセージがお肉いっぱい入っていて戦勝国のイギリスがパン粉と水たっぷりのインチキソーセージを食べていたってのは何とも歴史のひき肉ですね。いや皮肉ですね。ところがこのパン粉や小麦粉たっぷり配合のイギリスソーセージ、慣れてくると何とも美味しい。ドイツや日本ではなかなか出せない味と歯応えがあるんです。「イギリスのソーセージが好き」なんて公の場で口にすると「在英生活が長くなり過ぎて味覚がぶっ壊れたんだね」とか言われかねないのでなかなか言えんとです・・ヒロシです。。。でも分かりあえる人っているんだなあ。Mars walkerさんが投稿してくれた「ソーセージボールと玉ねぎ炒め」。あえてソーセージにした具材をまた引っ張り出してミートボールにしちゃう発想、分かるわー。だってとっても美味しく下味がついているんですよね、ソーセージって。さらにこれを玉ねぎと塩コショウとしょう油をぶっかけてさっと炒めるだけってシンプルさが最高! ということで皆さんもぜひお試しください。あなたもきっとイギリスのソーセージが好きになる魔法のレシピです。大丈夫、隠れイギリスソーセージファンはあなただけじゃありません。ここにも、そこにも、あそこにも!!

ソーセージボールと玉ねぎ炒め

cookbuzz編集部

 

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