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ランニングしながら街でお絵かき

GPSアート

■健康維持のため、あるいは趣味として、ランニングやサイクリングに取り組む人は少なくない。こうした人々に向けた専用アプリの開発も進み、GPSを使って走行ルートを記録することも可能となった昨今、GPSの新しい活用法が注目を集めている。

有料、無料を問わず、数多く開発されるGPS(人工衛星を利用した位置情報計測システム)トラッキング・アプリ。これを駆使して地図上に絵を描くGPSアート、またはGPS Doodle(いたずら書きの意)が、ソーシャル・メディアをにぎわしている。
カナダ人のサイクリスト、スティーブン・ランドさんは、昨年1年間で約85点超の文字や絵の作品を生み出し、自身のウェブサイト(http://gpsdoodles.com)も立ち上げた。モチーフは、恐竜やキリンといった動物からエリザベス女王にいたるまで、多岐に渡る。一方、ウェスト・サセックスに住むマーティン・ローフさんは、「Will you marry me?」の文字を表現して、パートナーにプロポーズした。
そこで筆者も実際にアプリを使い、「Journey」の文字を描いてみることにした。ただ、ランニングやサイクリングの習慣がないので、手段は徒歩。
まずは、地図を広げ、『文字を見つける』ことからスタート。J、o、uは、ラウンドアバウトや広場を利用すれば簡単に描けそう! と最初は楽観視したものの、実際にJ、o、u、r、nと続いたところで、eを書くための適当な曲がり角が見つからない! 場所を他に移し、文字になりそうな道を探してみるも、途中でテムズ河にぶつかったり、途方もない距離を要したりと、一筋縄ではいかないことが判明した(以来、地図を見ると、「ここで何の文字が描けるだろう?」という考えが頭をよぎる…)。

▲近距離を移動すると、道どおりに歩いても、GPS表示は道に沿わず、Uの文字が乱れた。

▲昨年の英総選挙の際に描かれた、労働党への投票を呼びかけるメッセージ。© Chris Ward: www.workwhereyoulike.com

ルートが確定したら、アプリをスマートフォンにダウンロード(筆者はサイクリストに人気のアプリ「STRAVA」を利用)し、起動させて歩行開始! 人通りが少ないと気持ちよく歩けるが、オープン・テラスのカフェの前を行ったり来たりする自分に、気恥ずかしさを覚える。何もないところで突然Uターンする姿などは、他の歩行者の目には不審に映ったかもしれない。
少し油断した瞬間に道を間違ってしまったせいで、文字の一部が乱れたほか、GPSがうまく作動しなかったせいか、まっすぐ進んだにもかかわらず、線がゆがむこともあった。しかし52分(歩行距離5.3キロ)をかけて、無事ゴール。完成図を見てみると、かろうじて「Journey」と読めることに、想像以上の達成感が得られた。
ただ、道を追うあまり、スマホの画面に夢中になっていると、他の歩行者の迷惑や事故につながる可能性があるので、十分な注意が必要。また、慣れないエリアを歩く場合、明るい時間にする、あるいは誰かと一緒に取り組むなどの配慮も大切。これを踏まえたうえで実践すれば、楽しめること間違いなし! 友達や家族と一緒にぜひトライしてみては?

▲地図に浮かぶ「Journey」の文字。文字が完成した後の達成感は、病み付きになりそう。日ごろの運動不足も解消され、気分は晴々!

(文/本誌編集部 西村千秋)

 

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超大国スペインと弱小国イングランドの
『激突までの道のり(前編)』 『激突の瞬間(後編)』

写真で旅するロンドン @journey.london


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