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ウィスキーを楽しむ

Art of Blending

■ ロンドン東部のショーディッチで10月3日、9週間限定でウィスキーのブレンディング・ワークショップがスタート! 近年、若い世代で高まりを増すウィスキー人気を受け、話題を呼んでいる。

2016年10月20日 No.955

スコッチ・ブレンデッド・ウィスキーの老舗「シーバス・リーガル(Chivas Regal)」が開催するワークショップ「Art of Blending」では、5種類のスコッチ・ウィスキーを混ぜ合わせ、自分好みの味に調合する。ブリックレーンのイベント会場「オールド・トゥルーマン・ブルワリー」の一角に、同社がプロデュースするバー「The Blend」が設けられ、この奥に『ウィスキー・アート』の世界が広がっている。およそ1時間のワークショップに集まったのは、生産地によって異なる味の違いを推測できるようなウィスキー通から、少しウィスキーへの関心が芽生え始めた初心者まで。カップルや男性グループで50席ほどのスペースはほぼ満席となっていた。

日曜日の午後3時に始まったワークショップは、ほぼ満席。ウィスキーに囲まれて、それぞれが至福の時間を堪能していた。

それぞれの席には試飲用のグラスとブレンド用のビーカー、ボトリング用のろうとのほか、ウィスキーの入った小さなボトルが並び、まさに実験のような雰囲気。 始める前から期待に胸弾む。
まず「シーバス・リーガル12年」での乾杯からスタート。講師のデイヴ・ブロイド氏=写真=による「スコッチ・ウィスキーのABC」に耳を傾けた後、スコットランドを代表する地域(スペイサイド、ハイランド、ローランド、アイラ)のウィスキーを試飲し、それぞれの感想を与えられたノートに記録していく。ブロイド氏は「味の感じ方は個人的なものだから、人と違うこともあるけど、それでオッケー」と、初心者にもやさしいアドバイスをする。

テイスティングの感想を元に、いよいよブレンディングを開始。ベースとなるグレイン・ウィスキー(トウモロコシ、小麦、ライ麦などを用いたウィスキー)をビーカーに注ぎ、自分のメモを見ながら、ウィスキーを少しずつプラスし、混ぜ合わせる。味をみながら、さらに別のものを加えていく。

ブレンドを終えたウィスキーは、ボトルに移してお持ち帰り。自分の『作品』を友人とシェアするもよし、独り占めしてもよし!

同社でブランド・アンバサダーを務めるフィル・ハックル氏によると、「シングル・モルト(1ヵ所の蒸留所で作られるウィスキー)に比べてブレンデッド・ウィスキー(数ヵ所の蒸留所のウィスキーを合わせて作られる)を過小評価する人もいるが、ブレンドによって生まれるウィスキーの可能性は計り知れない。調合師には高いスキルが要求され、彼らによって特別なウィスキーが生み出される」とブレンドの魅力を語る。

さて、体験した感想はというと、残念ながら途中で味の違いがあいまいになってしまい、何を足すべきか途方にくれてしまった…。それでも自分の200ミリボトルが完成したときには感動! 味の違いを知るいい機会にもなった。ワークショップは12月4日まで。試してみては? (写真・文/本誌編集部 西村千秋)

The Art of Blending
The Blend by Chivas Regal
Unit 8, The Truman Brewery, 91 Brick Lane, E1 6QR

www.chivas.com/en-gb/articles/the-blend
15ポンド、12月4日まで

 

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