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旧鉄道トンネルで開催中、観客参加型

Alice's Adventures
Underground

■『不思議の国のアリス』をモチーフにした観客参加型のショーが、ウォータールーの旧鉄道トンネルを利用したスペースで上演されている。2015年の初演で人気を博し、「パワー・アップしての再演」と好評。足を運んでみた。

2017年5月4日 No.982

午後7時45分。集まった約40人の観客が連れていかれたのは、埃だらけのシャンデリア、古びた本、色あせた書類などで雑然とした部屋。室内を見まわしていると、ほどなくして鏡の中に女の子が姿を現した。「私の名は…あれ、私…? 私は誰!?」と戸惑った様子で何かを語り始めたかと思うと、突然姿を消した! 彼女の声だけが部屋に響き、その声に導かれて秘密の通路を進んで行くと今度はウサギとトランプが登場。彼らは観客に向かって、「食べる(eat me)か飲む(drink me)かを選べ」と言う。筆者は「飲む」を選択。与えられた液体を飲み干すと、体が小さくなって……。

参加者はこの先、「スペーズ♠」「ハーツ♥」「クラブズ♣」「ダイヤモンズ♦」の4つのグループに分かれて冒険をスタート。各グループはシアター内に設けられた33の部屋をそれぞれ移動しながら、「不思議の国」を体験していく仕掛けだ。なかには「マッド・ハッターズ・ティー・パーティー」「女王の裁判」といったお馴染みの場面もあり、奇妙なキャラクターらが作り上げるナンセンスな世界観は秀逸!

ショーの内容や与えられる『使命』はグループ毎に少しずつ異なり、それは参加してからのお楽しみ。部屋を移動するといっても、ドタバタした印象はなく、展開もスムーズ。筆者もすっかり「ワンダーランド」に入り込み、90分の『冒険』があっという間に終わってしまった…(ぜひもう一度訪れて、次は「食べる」を選択して、別の体験をしてみたい!)。

最後に重要なことをひとつ。ワンダーランドに入るには、『女王様』が定めたルールに従わなければならない。一番大切なのは、時間に遅れないこと(遅れた場合は、入場できなかったり、『首をはねられたり』する可能性も)。最低でも15分前には到着したい。(文/本誌編集部 西村千秋)


左:グランドフロアにあるバー「The Wonderland Bar」。ショーを鑑賞しない人でもバーとして利用可能。右:バー内に設けられた「フラミンゴのクロケー」(ゲートボール風のゲーム)。フラミンゴ型の木槌を使って自由にお楽しみを!

Alice’s Adventures Underground
The Vaults, Launcelot Street, London SE1 7AD
9月23日(土)まで/チケット:39ポンド~
www.alice-underground.com
※5~10歳向けのショー「Adventures in Wonderland」(5月13日~9月3日/15.50ポンド~)もあり。

 

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