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2013年10月17日

●征くシリーズ●取材・執筆・写真/本誌編集部

7000年の歴史を誇る島

マルタを征く

燦々と降り注ぐ陽光、南欧ならではの青い空と紺碧の海―。
ヨーロッパでは古くからリゾート地として人気が高い、地中海に浮かぶマルタ。
その本島は端から端まで移動するのに、車で1時間とかからない規模でありながら、
古代の巨石神殿や中世の城塞都市といった世界遺産も点在する、
小さくとも奥深い歴史を内包する島である。
今号では、来年、EU加盟10周年、建国40周年、
さらに独立50周年という大きな節目を迎えるマルタの魅力をお届けしたい。

 

自然と歴史に包まれた島

 しばしば長靴の形にたとえられるイタリア半島。そのつま先の沖に浮かぶシチリア島の南、アフリカ大陸にもほど近い場所にあるのがマルタ共和国だ。
マルタ本島とゴゾ島、コミノ島、その他2つの無人島から成り、これらの島々をあわせても総面積はわずか316平方キロメートル。沖縄の西表島よりはやや大きいが、淡路島の約半分という、小さな島国である。
一年を通して暖かな地中海性気候に恵まれたこの国は、海水浴、シュノーケリング、ダイビングを満喫できるリゾート地として定着している一方、紺碧の輝きを放つ美しい海や、入り江や岩礁、洞窟などが織りなす息をのむような絶景を見るためだけにマルタを訪れる人も少なくない。
だが、マルタの魅力はこうした「自然」だけにとどまらない。
小さな島でありながら、古代遺跡や城塞都市といった世界遺産も複数有し、史跡が好きな人にとっても十二分に楽しめる場所なのだ。それは今春に発表された、米CNNの調査による「世界で最も美しい世界遺産トップ20」において、ペルーのマチュピチュやエジプトのピラミッド群、フランスのモン・サン・ミシェルといった常連組とともに、マルタの首都で中世の面影を残す街ヴァレッタがランクインしていることからもうかがえる。
しかしながら「マルタ」と聞いても、ヨーロッパ史の中でどのような役割を演じてきたのか、即答できる人は少ないのではなかろうか。マルタとは、一体どんな歴史に包まれた国なのか? まずは、その歩みをたどってみよう。

 

 

 

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